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11月, 2017の投稿を表示しています

171119ー22 Hamburg 480km

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 ユーラシア大陸ラストラン。バイクを輸送するため、最終目的地のハンブルグへ到着しました。ロシアのウラジオストクからドイツのハンブルグまで、走った距離は32960km。雨に始まり、雨で終わった大陸でした。  ハンブルグでは、世界中をバイクで旅しているSaschaさん、Kerstinさんのお宅にお邪魔しています。旅するバイクに選ばれたのは、Africa Twin。奥様はタンデムでの旅行をしていたのですが、3年前に免許を取得し、今はTRANSALPでオフロードの練習中。来年の5月から、2台で北米・南米大陸を縦断する計画だそう。行きたい場所を調べたり、スペイン語の勉強をしたり。こちらまでわくわくしてきます。  21日、バイクを輸送するため、WLC (Winsener Logistik Center GmbH)へ。依頼したのはドイツの「IN TIME」という会社。コンテナの中にバイクを並べ、荷物を乗せたままでも輸送してくれます。二台で1900ユーロ。南米チリのバルパライソまで1か月ほどかかります。   バイクたちがのんびり大西洋を横断している間、私たちものんびり南へ向かいます。 

171117ー18 Düsseldorf 224km

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  また戻ってきてしまいました。アナザースカイ、デュッセルドルフ。2回目ともなると「実家」のような感覚です。  アムステルダムを出発した日は奇跡的に晴れましたが、これからはまた雨の予報が続きます。冬のドイツは来ちゃいけない…。  ユーラシア大陸も残すところあとわずか。今日はユーラシア大陸ラストラン。これから南米チリへ向けてバイクを輸送するため、ハンブルグへ向かいます。

171116 Amsterdam 25km

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 キルギスのオシュという街で出会ったFelixさん。オーストリアのチロルに続き、アムステルダムでも私たちを招待してくださいました。会社を三つ経営し、チロルにある別荘は数億円。そう、彼はスーパーお金持ち。自宅にも招待してくださいましたが、小さなお子様がいるので遠慮していると、ホテルをとってくださいました。家族用のお部屋はベッドは4つでリビング付き。もはや家です。なぜFelixさんがそこまでしてくださるのか、不思議でなりません。  バイクの運送会社を探していると言うと、早速調べてくださり、自分の会社のハーバーで梱包してもいいと言ってくださいました。どこまで親切な方なんでしょう…。  一緒に歩いていても、食事をしていても、いつもゆったりされているFelixさん。漂うオーラが違います。  たった一度しか会っていない人に、ここまで親切にしてくださるFelixさん。  いつか誰かに同じことをしてあげたいと思った1日でした。

171114-1115 Utrecht 72km

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 セドリックさんのお家を出発し、次の目的地、ユトレヒトへ。ユトレヒト育ちのセドリックさんがバイクで案内してくれることに。森の中を通ったり、船で川を渡ったり。気持ちのいい道でした。 今日は、日本までアフリカツインで走ってきたことのあるJoris ヨリスさんの所にお邪魔しています。  平坦な道が多いオランダ。車道よりも広い自転車道が整備されているオランダ。一車線しかない道では渋滞ができるオランダ。70kmしか走っていませんが、すでに300km走行した気分になりました。  オートバイで世界一周したヨリスさん。帰国してすぐ本を執筆されました。内容は冒険記。 あのモンゴルの北ルートを単独で走り抜けた強者です。砂漠、荒野の中を走り続けること8日間。3日でも十分すぎるほどの「True Adventure」ですが、そこを8日間とは…。途中でバイクが壊れたら死んでた…そうしみじみ話していました。壊れなかったバイクのエンジン設計者と日本で出逢い感無量。日本のことやホンダを訪れたことなど書かれているそうです。日本でバイクを整備してアメリカ大陸を横断し帰国されました。  世界中の冒険者達に絶賛されているアフリカツインというバイク。とくにエンジン設計したMr IZUMIはレジェンドです。ですが、当の本人はそうは思ってない節があるようで…。よってこの本を送ってあげようと思っています。もちろんメッセージ、サイン入り。本が届けば著者のヨリスさんも喜ぶことでしょう。

171113 Maasbommel 200km

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 デュッセルドルフを出発し、オランダへ。道路のすぐ脇を川が流れ、風車が目立つように。オランダらしい光景です。今日は、トルコ、ブルガリア国境で出会ったセドリックさんの所にお邪魔しています。ここでも人懐っこい猫ちゃんと相部屋。動物を見ていると不思議と癒されます。  実家にいるダックス犬達は今頃どうしているでしょうか…。 オランダに来た理由はバイクを輸送するためです。船で送るか飛行機で送るかまだ悩んでおります。。

171110ー1113 Düsseldorf

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かわいいお母様方と愉快な子どもたち 子どもからの手作りプレゼント スタッフ感満載のカメラマン パンダさんくらいじゃ3歳児は笑ってくれません…  お母様方が私たちの祝賀会を開いてくださいました。温かいお迎えに、おいしい日本食。人の優しさが心にしみた1日になりました。ここまで走ってきてよかった! 一宿一飯のご恩を忘れてはいけません。何かお手伝いしますと言ったところ、土、日は恵光寺で七五三の写真撮影をお手伝いすることに。まさかのカメラマンに大抜擢。カメラの前で3歳児を笑わせるのがこんなに難しかったとは…。 デュッセルドルフにいると、「ゴール」した感覚になってしまいますが、まだまだ続く長旅。これから南米にバイクを送る準備に入らなければ…。

171105ー1109 Düsseldorf

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 11月9日、3月まで勤務していたデュッセルドルフ日本人学校で、講演会をさせていただきました。急なお知らせにもかかわらず集まってくださった皆様、ありがとうございます。集まってくださった方に、子どもたちに、これまでの旅で得たものを「還元」できる機会をくださった学校に感謝します。  半年ぶりの人前での話。実は緊張していましたが、子どもの顔を見ると、そんな気持ちもどこえやら。子どもたちに助けてもらった講演会。授業していた頃と同じです。  講演会の後はバイクまたがり大会開催。自分のバイクにまたがってもらえるのは、結構嬉しいものです。中には将来バイクに乗ってみたいと言ってくれる子もいました。  最初に私たちの話を聞いてくださり、講演会開催にご協力くださった木田事務長。  私たちを迎えてくださった先生。準備をお手伝いくださった先生。  急なお知らせにもかかわらず連絡を回し、準備を気遣ってくださった保護者の方々。お母さんたちからの温かい応援に、何度胸がいっぱいになったことか…。  私たちの話が、何かの役に立っていれば嬉しいです。集まってくださった皆様、ありがとうございました。 ここまで走ってきてよかった!!

171103-04 Düsseldorf 68km

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 日本を出発してちょうど5か月が経った11月3日。ユーラシア大陸横断の最終目的地、デュッセルドルフに到着しました。現役生から3年前の卒業生、保護者の方々に集まっていただきました。感無量でございます。ロカ岬では感じられなかった達成感がありました。みなさんの顔を見て、元気をもらいました。私たちも何かの役に立っていれば嬉しいです。

171101-1102 Köln 275km

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 Decker ご夫妻とモーゼル川を一望できる場所までツーリング。快晴に恵まれました。こんな気持ちの良い景色を見ながら育つ葡萄たち。モーゼルワインがおいしい理由が少しわかった気がします。  ルクセンブルグを少し走って再びドイツへ。日本までバイクで走ってこられたトビアスさん宅にお邪魔しています。モンゴルを走った者同士、話が弾みます。昨日の奥様もそうでしたが、ドイツにはすばらしい休暇取得制度があるようです。長期休暇を取得する旨を申告すれば、休暇前の数年、給料は若干減りますが、休暇中もお給料がもらえ、帰ってきてからもまた同じ場所で働くことができるそう。ちなみに職業は、ウラ奥様は看護師、トビアスさんは学校の先生です。お話を聞いてため息が出てしまうのは私だけでしょうか…。ま、仕方ない。  ケルンには秋に移動サーカス「キルメス」がきます。トビアスさん、ユリアさんに夜のケルンを一望させていただきました。冷や汗ものだったのはここだけの話。

171031 Lösnich 163km

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 HUのミーティングではいろいろな方と出会うことができました。左手にハンディキャップがあっても大型バイクに乗る方。モンゴルを走りトルコで事故に遭っても、またバイクで旅をしたいと語っていた女性。長期休暇の度に、外国へバイク旅に行く軍人さん。バイクに乗るときでもいつでも裸足がポリシーの方などなど。いろいろな生き方があるものです。  ミーティングでお向かいのテントだったDeckerご夫妻に、ご自宅へ招待していただきました。モーゼル川沿いの葡萄畑が広がる素敵な村です。  子供3人を育て、定年を迎えたのでバイクでの世界旅行を決断したお2人。しかも奥様は5か月前に免許を取得されました。オフロード練習のために、これからはドイツの雪道で練習するそうです。お話を聞いていると、家を買うのも職場を決めるのも決断が早いです。いろいろ考えて、考えすぎると体に悪いので。世界旅行に行くことを決めたのも、同じようにバイクで旅した人の話を聞いた翌日。バックパッカーではなく、自分が行きたい場所に行けて、自由に走れる「バイク」を選び、そこから免許を取得されました。  あまり考えすぎずに行動に移してみれば、できることが増えるのかもしれません。